客先常駐

転職エージェントで内定4つ獲得しました | 受託開発(自社内開発)〜社内SE or システム運用・保守への転職

 エンジニアの転職を大別すると、以下の3つに分類できます。

  • 他にやりたい仕事がある
  • スキルアップしたい
  • 給与に不満がある

私は客先常駐を約4年経験し、スキルアップのため受託開発(自社内)企業へ転職した過去があります。

しかし、せっかく手に入れた社内開発ができる環境をたった10ヶ月ほどで去ることを余儀なくされ、運用・保守(自社開発)企業に転職しました。(2022年5月現在)

この記事では、以下の事柄を中心にご紹介していきます。

  • なぜ社内開発ができる環境を捨てたのか?

  • 退職後に何をしていた?

  • 転職活動の進め方と苦しかったこと

仕事で悩みを抱えているエンジニアにとって、参考になるかと思います。

私の経歴(2022年5月現在)

  • 年齢(30)

  • 私立大学文系卒業(産近甲龍レベル)

  • 中堅鉄鋼商社での法人営業・・・1年半

  • 職業訓練校(WEB系)・・・3ヶ月

  • 小規模ソフトウェア会社(SES)・・・4年

    3社経験(担当プロジェクト)
    ・ログ検出ソフトウェアの評価・・・1ヶ月
    ・キッティング作業・・・2ヶ月
    ・大手メーカーでのレコーダー開発 / 評価業務・・・3年半

  • 受託開発企業(自社内)・・・10ヶ月

    ・自動車のシミュレーション開発・評価業務(Matlab/Simlink)

    ・ICチップの信頼性確保

  • 自社開発企業・・・これからスタート(2022年5月〜)

なぜ社内開発ができる環境を捨てたのか?

直近で勤めていた受託開発企業では、自動車の開発/評価が主な仕事でした。

  • 技術力を磨ける環境
  • スキルや志の高い同僚
  • 満足のいく給与

転職活動の軸としていた、これらの要素が詰まった魅力的な職場でした。

社内で開発ができて、人間関係も良好、変化を恐れずに改善を積み重ねる企業風土は、私にとって理想の環境でした。

しかし、以下の理由によって退職を考え始めました。

  • 業務の難易度が高すぎる
  • 周りは理系の院卒・博士が多い
  • 変化のスピードが早すぎる

メインの業務は「自動車のシミュレーション開発」や「ICチップの信頼性確保」でした。

これらの仕事を行うには

  • 数学・工学の知識
  • プログラミング能力
  • ソフトウェア・ハードウェアの知識
  • ツール類(Matlab/Simlink/Visual Studio)

といった幅広い知識が必要になるのですが、同僚は学校で体系的な知識を身に付けています。

ベースがあまりにも違いすぎて「文系であり・数学が苦手」な私は会話に付いていくことが出来ません。

優しく噛み砕いて説明されていることは理解できるのですが、わからないことは日を追うごとに増えていきます。まるで雪玉を転がすように分からないことが積みあがっていったのです。

また勤めていた企業では、インドやタイで技術者を育て、日本に送り込んでいました。

同僚の3割は海外の出身で、たった1年ほどで日本語をマスターし、6ヶ国語を操るエンジニアもいました。

業務を通じて、”本物のエンジニアとのスキル差“に愕然とし、”スピードの変化“に対応できなかったことが退職に繋がる大きな要因となりました。

退職後に何をしていたか?

仕事を辞める前、私は精神的に追い詰められていました。

  • 不安で眠れない
  • 頭がボーっとして、何も考えられない
  • なぜだか涙が出てくる

心療内科を受診したところ、「うつ病」の一歩手前だと診断を受けました。日々をやり過ごすのに必死で、息苦しさや不安で押しつぶされそうになっていました。

退職したところで、将来は真っ暗で希望がないんじゃなかろうか?

そのような不安に襲われることもありましたが、退職して半年が経った今、心の傷は回復しつつあり、前向きに考えられるようになってきました。

1) 旅

退職後には、あちこち旅しようと考えていました。

大阪に住んでおり、近場の行ったことのない場所や遠方へも足を延ばしてみることにしました。

その中でも印象に残っているのは、フェリー旅です。

  • 大阪の南港 〜 大分の別府
  • 大阪の南港 〜 福岡の門司

夜行便で出発し、現地へ着くのは朝の6時。

ゆったり進む、船の流れに身を任せて思考を巡らすことで、日々の喧騒から逃れることができました。周りに合わせて焦らなくてもいいんだ。自分のペースで少しずつ進んでいけばよい。

生き方や興味・関心を見つめなおす貴重な時間となりました。

2) アルバイト

退職後、すぐに転職活動をする気にはなれませんでした。

  • 技術力の高いエンジニアになる
  • レベルの高い環境で働きたい
  • 上流〜下流までを担当できるエンジニアになる

掲げていた目標は、現実の高い壁にぶつかって粉々になりました。

その結果、技術力を信用できなくなり、エンジニアを辞めようと考える機会が増えました。

そんな折、学生時代の友人から「ホテル清掃のバイトを手伝ってくれないか?」とお誘いを受けました。

「友人と同じ会社で働くと仲が悪くなるのでは?」という懸念もありましたが、一緒に働いた2ヶ月は本当に楽しかったです。

  • 社内に友人がいることの面白さ

  • IT技術で人に感謝されること

  • 偏見を持たずに人と関わること

仕事の内容はもちろん大切ですが、「一緒に過ごす人」や「人からの感謝」が働く環境には、必要なのだと実感しました。

アルバイトを通じて、それらの大切さに改めて気づくことができたのは大きな収穫でした。

3) 資格取得

資格にはまったく興味がなかったのですが、次の理由から取ることにしました。

  • 転職には”実績が必要”

  • 客観的に示せる指標が欲しい

  • 不足している能力を磨きたい

転職の際に「自分は何ができるのか?」「どのような行動を取ってきた人間なのか?」を客観的にアピールできると選択肢が広がります。

プログラマーになりたいと思っています!
 →コードを書いていない

“基本情報技術者試験”の勉強をしています!
 →資格を持っていなければ、本当に勉強しているのか?は相手に伝わらない

客観的な指標がなければ、発言に説得力がなくなります。

「資格=仕事ができる」訳ではありませんが、「この人を採用しよう」「この人に仕事を頼んでみよう」といった取っ掛りにはなり得ます。

また”立ち位置を把握したい“と考えたことも理由の一つです。

  • 働いた期間で何ができるようになったのか?

  • 何の能力が不足しているのか?

主にC言語を使用していた為、「C言語プログラミング能力認定2級」を受験し、見事合格できました。

>>C言語の資格「C言語プログラミング能力認定試験」| 試験の概要とおすすめ本・学習サイト

>>【C言語の資格】C言語プログラミング能力検定試験2級合格【体験記】

“構造化する能力”が不足していたため、「Webライティング実務士」の資格も取得しました。

4) 性質やスキルの振り返り

転職活動の前に、スキルの棚卸しをおすすめします。

できること、できないことを可視化することで、強みと弱みが見えてきます。

強み

  • 好奇心が強い
  • 情報収集力がある
  • 未経験からのリーダー経験

弱み

  • 人見知り気質
  • 上流工程の経験がない
  • 自作のプロダクト / ポートフォリオがない

私はこんな感じで、整理してみました。

また、自身の性格を振り返ることも大切だと思います。

  • どのような時に楽しいと感じるのだろう?

  • これだけはされたくないことって何だろう?

過去を振り返り、自身の性質について考えてみるのはいかがでしょう?

人には生まれ持った気質があります。

これは生まれ持った「活発さ」、「敏感さ」といった類のことですが、一生変わらないと考えられています。

性質について考えることは、適した環境を見つける為にも避けては通ることが出来ません。

5) 本を読む

忙しなく働いている最中は、業務に追われ、不安に苛まれ続けていました。

好きだった読書時間は減り、友人と出会うのも億劫に。思考が凝り固まっていたような気がします。

私は高校時代から本が大好きで、今まで500冊以上の本を浴びるように読んできました。

その中から、転職活動を支えてくれた選りすぐりをご紹介します。

転職に役立つおすすめ本

おすすめ① 「科学的な適職」

本作を読むと、「どのような仕事を選択すると幸せになれるか」を客観的な指標を元に判断できるようになります。

一般的に正しいとされる「仕事選びの指標」は間違っていることを、根拠を示しながら説明されているのも魅力です。

私は本書を転職活動の軸として、項目ごとに点数を付け、客観的な数値で転職先を選択しました。

一般的な指標とされている以下の事柄は、判断基準にならないと断罪しています。

職業選択にありがちな7つの大罪

大罪1:好きを仕事にする

大罪2:給料の多さで選ぶ

大罪3:業界や職種で選ぶ

大罪4:仕事の楽さで選ぶ

大罪5:性格テストで選ぶ

大罪6:直感で選ぶ

大罪7:適正に合った仕事を求める

おすすめ⓶ 「転職の思考法」

転職活動をする上での「思考法」を解説しています。

例えば「一生食えるを確保する4つのステップ」と称して、以下を紹介しています。

  1. 自分のマーケットバリューを測る
  2. 今の仕事の寿命を知る
  3. 強みが死ぬ前に市場にピボットする
  4. 伸びる市場の中からベストな会社を見極める

「自分の給料は転職相場でどの程度なのか?」「この業界に未来はあるのか?」といった意見は目から鱗でした。

漫画版も発売されていますので、こちらを先に読むのもおすすめです。

転職活動の進め方

転職活動は次の3ステップで行いました。

  • STEP1
    市場価値の把握
  • STEP2
    転職エージェントへの登録
  • STEP3
    求人への応募

それでは詳しく解説していきます。

1) 市場価値の把握

市場価値は需要と供給によって変わります。

バブルの頃に必要とされた人材が「一所懸命に言われたことをする人」だったのに対して、現在求められているのは「自律的に考え行動できる人」です。

社会状況や時代によって求められるものは変わります。

それならば、現在求められているIT人材とは?

その答えが一番簡単にわかるのは、転職市場に自身を差し出してみるという方法です。

同年代には自分よりもスキルがあり、経験豊富で優秀なエンジニアで溢れています。

彼らと同じ土俵に立つことで、今後身につけるべき能力、やるべきことが見えてきます。

はじめは努力や才能の差は小さくても、月日が経つにつれ、他者との距離は離れていきます。

気づいた頃には、「ほとんど市場では評価されない」といったことにもなりかねません。

これは非常に大きなリスクだといえるでしょう。

市場価値を知るツールとしては、「ミイダス」を利用するのをオススメします。

主な対象者全年代
特徴
【簡単な登録】
登録はミイダスの質問に答えるだけ
職務経歴書、履歴書の作成、カウンセリング等一切不要
 
 
【自分を知れる】
ミイダスコンピテンシー診断が無料で利用できます。
おすすめ度

登録するだけで、あなたと同じような経験の人がどのくらいの年収で転職しているのか把握できます。

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2) 転職エージェントを利用する

リクナビやマイナビといった求人登録だけではなく、転職エージェントへの登録をオススメします。

無料で履歴書の書き方や面接対策をしてくれますし、一般公開されていない求人情報を紹介してもらえるメリットがあります。

おすすめの転職エージェント

  • レバテックキャリア
    【公式】レバテックキャリア
    エンジニア特化で15年! 初回の提案での内定率90%! 年収アップ率60%以上

  • リクルートエージェント
    【公式】リクルートエージェント
    転職者支援実績No.1! 業界トップの求人数

  • Doda
    【公式】doda
    業界トップクラスの求人案件数と登録ユーザー数!

  • マイナビエージェント
    【公式】マイナビエージェント
    20代・30代に信頼される転職エージェント! 各業界に精通した専任アドバイザー多数! 

どのエージェントが一番のおすすめ?

私はすべてのエージェントを利用して、転職活動を行いました。

その理由は以下の通りです。

  • あなたの目で見て、感じることが重要

  • 他人にとっての最適解が、あなたの最適解ではない

  • 比較することで、何が一番適しているかを理解できる

私にとっての最適解が、あなたにとっての最適解になるかはわかりません。

育ちの背景や能力、経験などは一人ひとり異なります。自分の目で見て、感じ、何が重要かを判断するしかありません。

その為には、利用できるものはすべて使う。

特に転職エージェントは「登録→面談」が無料なので、利用しない理由がないと考えています。

実際に利用してみて、エンジニアにおすすめできる転職エージェントを優先度順にご紹介していきます。

優先度① レバテックキャリア

公式サイトレバテックキャリア

主な対象者20代後半〜40代前半
IT/Web系エンジニアの経験者
エリア関東(東京・千葉・埼玉・神奈川)/ 関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山)/ 九州(福岡)の方
特徴保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人

5000件以上が600万円以上のハイクラス求人です。
得意分野大手IT企業からWeb系企業、スタートアップまでを幅広く網羅
おすすめ度

IT転職を目指すのであれば、レバテックキャリアへの登録は必須でしょう。

  • 組み込みエンジニア(C言語)

  • 自社内 or 受託開発

  • 客先常駐なし

これらの条件を満たす転職先を探していたため、求人数は他のエージェントに比べて少なかった印象です。

ただし、レバテックキャリアはIT転職に特化しているため、アドバイスや求人紹介のサポートがとにかく手厚かったです。

初回提案求人の内定率90%!

謳い文句通り、求職者と企業のミスマッチが少なく、少ない応募で内定を獲得できる可能性が高いです。

私の場合はたった5社の応募で、希望の企業から内定を得ることができました。

年収や働き方の希望条件を叶えたいなら、レバテックキャリアには登録しておきましょう。

\エンジニア転職実績No.1/

無料と登録はこちら(公式サイト)無料登録後も料金は一切かかりません。

優先度② リクルートエージェント

公式サイトリクルートエージェント

主な対象者10〜50代
エリア全国
特徴
業界最大級の非公開求人数
実績豊富なアドバイザー
充実した転職サポート
得意分野総合転職
おすすめ度

リクルートエージェント』は転職支援41万人以上の実績を持つ、信頼性抜群の転職エージェントです。

転職活動で「求人数」は重要な要素となりますが、リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えているため、希望の求人が見つかりやすいです。

どの転職エージェントにも言えることですが、担当者との相性は非常に重要です。

特にリクルートエージェントは「総合転職」がメインとなっているため、必ずしもIT業界への転職希望者にITの知見を持ったエージェントが就くとは限りません。

私の担当者になったのもITのことをまったく知らない方で、「希望していない求人」や「的外れのアドバイス」を頂くことも多々ありました。

私の場合は、

  • 過去に転職経験があった

  • 求人情報は自分で調べるので、求人紹介は不要

  • 履歴書や職務経歴書の書き方を理解している

このような状況だった為、転職活動の終わりまで上述の方に担当してもらいました。

しかし、

  • 履歴書や職務経歴書の書き方がわからない

  • 希望の求人情報を紹介してほしい

  • IT業界のことを知りたい

このような方にはITの知見を持ったアドバイザーが必要です。

担当者は合わなければ変更してもらうことができるので、

  • 担当者と上手くいかなかったらどうしよう?

  • 変な求人ばかり紹介されたりしないだろうか?

と不安に感じている方も気軽に登録してみて欲しいです。

求人数が多く、希望の求人が見つかる可能性が高いため、登録必須です。

\転職支援実績NO1!/

無料登録はこちら(公式サイト)無料登録後も料金は一切かかりません。

優先度③ Doda

公式サイトdoda

主な対象者10〜50代
エリア全国
特徴
転職者満足度No1!
セミナー・イベントの充実
アフターフォローまでバッチリ
得意分野総合転職
おすすめ度

doda』は転職者満足度No1!(電通バスリサーチ調べ)の実績を持つ転職エージェント です。

満足度が高い理由としては、「求人数の多さ」、「キャリアアドバイザーの質が充実している」ことが考えられます。

利用した印象としては、転職者満足度No1!の実績通り、「転職エージェントの質」という観点から最も満足したエージェントでした。

理由は以下の通りです。

  • LINEでやり取りする為、連絡の負荷が少なかった

  • 担当者の書類添削アドバイスや面接対策が的確だった

  • 求職者目線で転職活動に向き合ってくれた

総合転職でありながら、社内SEや自社開発企業の求人も充実していました。

Doda経由で社内SEの内定を頂いたこともあるのですが、担当者のサポート力も大きな要因だったと感じています。

初めて転職をする方だけではなく、転職経験者にとっても登録必須の転職エージェントです。

\転職者満足度NO1!/

無料登録はこちら(公式サイト)無料登録後も料金は一切かかりません。

優先度④ マイナビエージェント

公式サイトマイナビエージェント

主な対象者20〜30代
エリア首都圏・関西圏・東海圏が中心
特徴
各業界に精通したプロフェショナル力
他社にはないマッチング力
転職活動のトータルサポート
得意分野IT/通信/インターネットを含めた幅広い業種・業界
おすすめ度

マイナビエージェントは、業界・業種を問わず幅広い求人情報を扱っている転職エージェントです。

20代〜30代に信頼されている転職エージェント1位」にも選ばれており、若者に絶大な支持を受けています。

実際に利用してみた感想としては、履歴書の添削や面接対策などを丁寧に行ってもらえた為、面接で不安を感じることがなくなりました。

また国内最大級の転職エージェントであるため、求人数も多く、幅広いジャンルの中から転職先を選ぶことが出来ました。

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転職エージェントの仕組み

エージェントが無料で相談に乗ってくれるのには、もちろんカラクリがあります。

タダほど怖いものはないので、注意が必要です。

彼らのビジネスモデルは報酬型と呼ばれるもので、求職者を企業へ送り込むことで報酬を得ています。つまり、あなたが企業に採用されると、その年収の数十パーセントがエージェントに振り込まれる仕組みになっているのです。

ここで注意しておきたいことは以下の2点です。

  • エージェントには意向をしっかり伝えること

  • エージェントの発言を鵜呑みにしすぎないこと

どのような職を希望しているのかを丁寧に伝えることが大切です。

もちろん初めから軸は定まっていなくて構いません。

転職活動を通して、何がしたいかの方向性は見えてくるからです。

もしかすると報酬が欲しいがために、手当たり次第に求人を紹介してくるエージェントがいるかもしれません。

そのような時には、担当を変えてもらうことも可能です。

人間には好き嫌いがありますので、相性の合う担当を探すとよいと思います。

あなたの考えていること、持っている情報や動向は、積極的にエージェントへ共有していきましょう。

転職エージェントと求職者の目指すゴールは同じ

彼らは転職を成功に導いてくれるアドバイザーです。

  • 企業からの内定が欲しい求職者

  • 採用企業からの報酬が欲しいエージェント

お互いの利害は一致しています。

私は当初、エージェントは金の亡者だと思っていました。

「適当な企業を紹介され転職させられる」、「求職者のことを考えずに、自身の報酬ばかりを追い求める」

そんなイメージでした。

けれども、実際に利用してみると実態は違っていました。

  • 求職者の意向をきっちりとヒアリングしてくれる

  • 無理に企業へ応募させようとしない

  • 希望条件に合う企業を探して、紹介してくれる

  • 内定が出た後も、無理やり就職させようとしない

求職者が転職するためにはどうすればおおいのか、何がよくて何がダメなのかなど、一人だと気付きにくい所を指摘してくれる力強い存在でありました。

転職をお考えの方は、ぜひ一度登録してサポートを受けてみて欲しいです。

3) 求人への応募

エージェントだけではなく、ハローワークも同時並行で活用していました。

リクナビやDodaといった求人サイトは優良企業が多い一方、求職者への目線が厳しくなります。

例えばリクナビに求人を掲載すると、企業はリクナビに広告掲載費を支払わなければなりません。

また求職者を採用するとなると、採用者の年収の数十パーセントもの費用を支払わなくてはならないからです。(※求人媒体によって費用は異なります)

一方ハローワークには、無料で求人を掲載できます。

企業の採用コストが低いため、採用される確率は上がります。

求人数が多く「いい求人」、「悪い求人」の見分けが難しいのですが

  • 面接練習ができる
  • 採用される確率は高い
  • 都道府県によっては書類選考が免除される

といったメリットがあるため、余裕がある場合には活用すると良いでしょう。

転職活動で苦しかったこと

転職活動は辛く・苦しいことの連続でした。

心が不安定になり、逃げ出したいと感じることも多かったです。

私が活動中に苦しかったことを、詳しくご紹介していきます。

1) 書類が通らない or 面接に落ちる

転職活動は「社内SE」「事務・総務職」「システム運用・保守」の職種に絞って行いました。

合計100社ほどの企業に応募しましたが、書類選考すら通過できない日々が続きました。

求人サイトを来る日も眺め、時間を使って目星の求人に応募したにも関わらず、エージェントから送られてくるメールには「今までのご経験とスキルが企業側の求めるものと若干異なったため」という形式的な回答。

結果すら連絡してこない企業も多々ありました。

面接を受けても返ってくるのは「あなた様の今後のご活躍をお祈り申し上げます」というお祈りメール。

キャリアを否定され、自分はどこにも必要とされないのではないか?

そのような気持ちになり、非常に苦しかったです。

2) お金の苦労

退職する前は一人暮らしをしていましたが、家賃が払えなくなり、実家に戻りました。

  • 転職活動の交通費が払えない
  • 保険・年金料が払えない
  • 友人との食事代も渋ってしまう

親にお金の支援を受けないと生活ができない状態になってしまいました。

もちろん「お金よりも大切なものがある」のは事実です。

しかし「お金がなければ生活ができず、人にしてあげられることも限られる」ことを30歳にして初めて痛感しました。

3) 将来の不安

30歳になる節目を迎え、20代には感じなかった不安を抱くようになりました。

  • 次の仕事はうまくいくだろうか?

  • どのようなキャリアを築けば良いのか?

  • いつが結婚のタイミングなのか?

  • 両親が定年を迎えた

ただガムシャラに自分のためだけに頑張っているだけで良いフェーズが終了し、「20代で何を築いてきたのか?」「人のために何ができるのだろう?」と考える機会が増えてきました。

20代で抱いていた理想と現実にギャップを感じ、不安を感じています。

転職活動の結果

転職活動の結果は、以下の通りです。

  • 書類選考(約100社)
  • 面接(7社)
  • 内定(4社)

書類選考はエージェント、ハローワーク経由で応募しました。

お見送り理由としては、「スキルが足りない」「企業と求めているものが違う」「前職が短期離職」といったものがありました。

最終的に出た内定企業は、以下の4社です。

  • 社内SE(医療系)
  • 社内SE(福祉商社)
  • 社内SE(機械販売商社)
  • 自社システム運用・保守(医療系)

私の経歴でも競争の激しいと言われる”社内SE”の内定を3社いただけています。

異業界の社内SEに絞れば、転職できる可能性は高くなるのではないかと感じました。

内定が複数出た時の辞退・断り方

内定が複数でた時の辞退・断り方については、以下の記事に詳しく記載しています。

>>comming soon…

内定が出た時の選択の仕方

内定がでた時の選択の仕方については、以下の記事に詳しく記載しています。

>>comming soon…

最後に

今回が3度目の転職活動でしたが、非常に苦しかったです

新卒の就活・転職活動ともに、これまでは10社以内の応募で内定していました。

けれども前回・今回に至っては100社近くからお祈りメールをいただいたからです。

ただ、今回の就職活動は充実していたように思います。

  • 将来何がしたいのだろう?

  • どの条件が譲れないのだろう?

活動を通して輪郭が浮かび上がり、目の前のモヤモヤがクリアになってきたからです。

30歳は新しい職種に挑戦できる、最後の年だと言われることがあります。

だからこそ、より一層、今この時を大切にしたいと思います。

何を願い、何を思い、何をしたいのか。

周りに流されるのではなく、自分で選択し、納得した上で、人生を歩んで行きたいです。

最後にあなたの転職活動を強力にサポートしてくれるエージェントを再度ご紹介して終わりにしたいと思います。

転職エージェントを使うのは無料ですので、登録・相談だけでもしてみてください。

あなたの希望の働き方ができることをお祈りしています。

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